自炊派の方に欠かせない家電の一つが炊飯器。
お米を主食にする以上、美味しく炊けるものを選びたい。
とは言っても、炊飯器は様々なメーカーから多くの機種が販売されているのが現状。
何を基準に選べば良いかわかりませんね。
では、一人暮らしにピッタリの炊飯器はどんな視点で選べば良いのか?
一人暮らしで自炊を続ける私がおすすめする炊飯器とは?
こんにちは。単身赴任中の中年ビジネスマン、よしみつです。
当記事に訪問いただきまして有難うございます。
私は大学入学と同時に一人暮らしを始めて、同時に自炊する生活も始めたんです。
そして、今までの一人暮らしの間もいくつかの炊飯器を使っています。
今回は、私の今までの経験をもとに、炊飯器選びに悩むあなたに「一人暮らしにピッタリの炊飯器」をご紹介したいと思います。
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タップできる【目次】
炊飯器のタイプを把握する
一人暮らしにピッタリな炊飯器をご紹介する前に。
そもそも炊飯器にはどんなタイプがあって、どんな特徴を持っているのか把握しておきましょう。
一口に炊飯器といっても加熱方式で分類することが出来ます。
具体的には以下の4種類です。
なお、下の表はスライドします。内容が切れてしまう場合はスライドさせたうえでご確認ください。(お手数をおかけしてすみません。)
圧力IH式 | IH式 | マイコン式 | ガス式 | |
---|---|---|---|---|
メリット | ふっくら・モチモチに炊きあがる。 |
シャッキリと炊きあがる。 値段はお手頃。 |
安い。 | 直火で加熱するので、ふっくらと 美味しく炊きあがる。 |
デメリット | 高い。 | 圧力IHと比べると、モチモチ感は 今一つ及ばず。 |
釜の底にあるヒーターで加熱するため 炊きムラができやすい。 |
あまり一般的ではなく、商品数も少ない。 |
4種類をご紹介しましたが、ガス式は一般的とは言えませんね。
ということで、「圧力IH式」「IH式」「マイコン式」の中からおすすめを選びたいと思います。
ちなみに、私は今現在「圧力IH式」を使っています。
そして、結婚当時には「IH式」を、大学生の時には「マイコン式」を使っていました。
【一人暮らしにピッタリな炊飯器】を選ぶ際のポイント
一人暮らしの炊飯器選びにはいくつかのポイントがあります。
私の経験上、外せない点に優先順位をつけてみました。
- お米が美味しく炊けること。
(冷凍したご飯も美味しく食べられること。←これ大事!) - 3合炊き以上であること。
- 必要最低限の機能が付いていること。
- 手入れがしやすいこと。
- 価格が安いこと。
では、それぞれについてご説明します。
お米が美味しく炊ける炊飯器を選ぶ
そもそもご飯を美味しく炊くためには、どんな要件が必要なのでしょうか。
科学的に検証した文献から引用しました。
いずれにしても炊飯中は強火で一気にムラなく加熱することが重要であり,粒のしっかり,ふっくらしたごはんに炊き上げる。
なるほど!「強火」で「一気に」「ムラなく加熱する」要件を満たす炊飯器を探せば良いと。
では、「強火」で「一気に」「ムラなく加熱する」炊飯器は、どのタイプなんでしょうか。
こちらも上記の文献から引用しました。
日本では 100 V電源が圧倒的主流であるため加熱方式を IH(induction heating,誘導加熱)で大火力を達成している。IH では電磁誘導の原理によって炊飯内釜自体を直接発熱させるので熱の伝わり方にムラがないのも特徴である。
★ 美味しくご飯が炊ける炊飯器のタイプ⇒【IH式】であること。
その理由は、大火力である上に、熱の伝わり方にもムラが無いから。
ここでも重要なのは熱量を効率よく,しかもムラなく米粒ごとに分配することである。水の沸点は 1.0 気圧では 100℃であるが,2.0 気圧では 120℃まで上がる。つまり圧力をかけた方が炊飯中の熱量を大きく保つことができる。家庭用炊飯器では 1.5 気圧程度までの加圧を行っている。
★ 美味しくご飯が炊ける炊飯器のタイプ⇒【圧力をかけて炊くタイプ】であること。
その理由は、圧力をかけることで、炊飯中の米粒にムラなく熱量を分配することが出来るから。
ん~、以上の条件を満たす炊飯器は、「圧力IH式」だということだね。
「圧力IH式」の炊飯器で炊くと、やっぱり一味違う気がするわ。
ところで、一人暮らしの場合は「一度にご飯を沢山炊いて冷凍しておく」のが便利。
毎日ご飯を炊くのは大変ですし。
温め直して食べる冷凍ご飯も、炊き立てのご飯の味に左右されるのは当然のこと。
であれば、やはりおすすめの炊飯器は圧力IH式になりますね。
なお、個人的感想ながら、冷凍ご飯を電子レンジで温め直した場合の炊飯器の機種による美味しさは、以下の通りです。
圧力IH式>IH式>>>マイコン式
やはり、炊きあがりのご飯の美味しさは、電子レンジで温め直したご飯の味に比例するんですよ。
冷凍ご飯を温め直した場合、炊飯器のタイプによって味の違いは段違い!
マイコン式は、「圧力IH式」や「IH式」に比べてイマイチだった記憶があります。
お米を美味しく炊くための要件は以下の3点。
- 強火で炊く。
- 一気に炊く。
- ムラなく加熱する。
そして、その条件にもっともかなう炊飯器が圧力IH式!
3合炊き以上の炊飯器を選ぶ
文字通り、3合炊き以上(5合や5.5合、8合炊き)の物を買いましょう、ということです。
「一人暮らしだし、1度に食べるご飯の量は少ないから。」と小さな炊飯器を買ってしまったら。
頻繁にご飯を炊かなくてはなりません。
私が使っているのは3合炊きですが、土・日の休日に2.5合ずつ炊いています。
ご飯を炊いた日は炊きたてを食べ、平日は冷凍ご飯を温めて食べるというスタイルです。
何度もご飯を炊くのって面倒だもんね。だからこそ大きめの炊飯器を買えば良いってことか。
雑穀米が炊ける炊飯器を選ぶ
一人暮らしで「気になる事」の一つに【健康】がありますよね。
【健康】に気を遣うようになると、食事内容も見直そうという気になるもの。
そこで「白米」よりも健康に良いと言われる「雑穀米」をおすすめしたいのですが…。
そうなれば、炊飯器も当然雑穀米が炊ける機能が付いているものを選びたいですね。
なお、「雑穀米」を食べるメリットはこちらの記事でご紹介しております。
こちらもご覧になってください。↓ ↓ ↓
雑穀米は効果あり!ダイエットに向く3つの理由と栄養補給が出来る訳
こんにちは。単身赴任中の中年ビジネスマン、よしみつです。 当記事に訪問いただきまして有難うございます。 雑穀米を食べることで得られる効果をご紹介します。 また、栄養豊富な食材でもあるのです。 では、ダイエットに向いているという根拠は何か?
如何でしょうか。
雑穀米が健康に良い影響を及ぼすことが分かりますよね。
ということで、改めて雑穀米も炊ける炊飯器をおすすめしたいのですよ。
ちなみに、私が使っている炊飯器ではこのような機能があります。
雑穀米も炊けるんですね。
炊飯の時間は、雑穀米の方が白米よりも10分程度長くなります。
雑穀(「ひえ」や「あわ」、「小豆」等)をふっくら・モチモチに炊くには時間がかかるんでしょう。
その効果はあると思いますね。圧力IH式で炊いた雑穀米って、本当に美味しいんですよ~。
圧力をかけて炊くせいか、白米は勿論、雑穀までふっくらと仕上がりますから。
圧力IH式で雑穀米まで炊ける炊飯器であれば、健康な食生活に一歩近づくことができるよ。
毎日食べるものだからこそ、気をつかいたいわよねぇ。
食生活の改善で健康的な毎日をご希望であれば。
雑穀米はおすすめです。
そして、美味しい雑穀米をご所望ならば。
雑穀米も美味しく炊けるような機能が付いている機種がおすすめ!
手入れがしやすい炊飯器を選ぶ
一人暮らしの方が自炊をするにあたって、最も面倒なものの一つが「洗い物」。
炊飯器の備品も取り外しが面倒だったり、洗いにくい構造だったりすると…。
洗い物が面倒であるために自炊も長続きしませんから。
私が使っているのは圧力IH式ですが、洗い物はこれだけ。
炊飯器からの取り外しも簡単で、洗い物も苦になりません。
実際に、右側に写る3点は軽く洗い流す程度ですし。
ところで、炊飯器の手入れも必要です。
下の写真の赤丸をした部分には、炊き上がり時の水滴が溜まるんですよ。
時々掃除しないと汚れてきますね。ここを掃除するのは3ヶ月に1回程度。
休日に沢山のご飯を炊いて冷凍しておけば。
実際に炊飯器の備品を洗ったり手入れをしたりするのはその時だけ。
あら、あなたちゃんと洗っているの?
取り外しが簡単な備品ばかりだからね。ちゃんと洗ってますよ。
価格が安い炊飯器を選ぶ
加熱方式を価格順に並べれば以下の通りになります。
圧力IH式>IH式>>マイコン式
残念ながら、圧力IH式は「美味しいご飯が炊ける」点については優秀なのですが…。
圧力IH式の炊飯器は1万円以上で、中には10万円を超えるものも。
一方でマイコン式はほとんどが1万円以下。
価格が高い点は、圧力IH式の炊飯器のデメリットと言えるでしょう。
美味しいご飯を取るか?炊飯器の価格を取るか?う~ん…。
美味しいご飯を食べたいでしょ。それに、機能の差を考えればやむを得ない価格だと思うけど。
【一人暮らしにピッタリな炊飯器】まとめ
ここで、一人暮らしにピッタリな、美味しいご飯を炊くための炊飯器の条件とおすすめの加熱方式を復習しておきます。
★美味しいご飯を炊くための3つの要件。
- 強火で炊く。
- 一気に炊く。
- ムラなく加熱する。
★おすすめの加熱方式
- 圧力IH式
圧力IH式の炊飯器は「価格が高い」というデメリットがあります。
でも、美味しいご飯を食べるという目的を考えると、圧力IH式の炊飯器で決まり!です。
では上記の条件を基に、おすすめの炊飯器ベスト3をご紹介しましょう。
一人暮らしにおすすめしたい炊飯器 ベスト3
私がおすすめしたい炊飯器は、以下の3点です。
一人暮らしにおすすめの炊飯器 第1位
第1位は象印の 炊飯器 NP-RL05。
今私が使っている炊飯器の後継機種ですね。
「ご飯のモチモチした食感が好き」という方には強くおすすめしたいです。
ご飯粒の仕上がりはしっかりとした感じ。
噛むごとにお米の甘さが引き立ちますから。
炊いたご飯(雑穀米)はこんな感じ。
お米がツヤツヤでしょ!
もちろん冷凍したご飯を温め直しても美味しく召し上がれますよ。
一人暮らしにおすすめの炊飯器 第2位
第2位はパナソニック 圧力IH式 SR-JX055です。
こちらは家族が使っている炊飯器の3合炊きバージョン。
チョイスは私の奥さん。(ご飯の味にはウルサイんですよねぇ・・・。)
モチモチというよりも、ふっくらとご飯が炊ける炊飯器です。
1位の象印と比較すると、ご飯粒の仕上がりは柔らかめ。
とは言うものの、食べればご飯の甘みを感じることが出来ますのでご安心を。
でもねぇ、ちょっと高いんですよねぇ。
一人暮らしにおすすめの炊飯器 第3位
第3位は象印の NP-GJ05。こちらはIH式になります。
結婚した時に、奥さんの実家からプレゼントされた炊飯器の後継機種です。
良いモノをいただいたんですねぇ。
その時には気にしませんでしたが。
今思えば、新婚当時は安いお米を買っていたと思います。
でも、それなりに美味しかった記憶があるのは、やっぱり炊飯器が良かったからでしょう。
(奥さんもそう言ってますので、まず間違いないかと。)
圧力IH式に比べればリーズナブルな点はうれしいですね。
私の炊飯器履歴は大学生でのマイコン式に始まり、IH式を経て現在の圧力IH式に至ります。
3つのタイプを使って感じたのは、値段が高い分圧力IH式は美味しいご飯が炊けるんだな、ということ。
ですから、あなたが「美味しいご飯が食べたい!」とお考えであれば。
是非圧力IH式炊飯器の購入をご検討ください。
この記事が、あなたの一人暮らしにピッタリの炊飯器を選ぶお役に立てば幸いです。
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