こんにちは。単身赴任中の中年ビジネスマン、よしみつです。
当記事に訪問いただきまして有難うございます。
今日は、フライパンを使った「ぶりの照り焼き」の作り方をご紹介します。
なお、ここで取り上げるぶりは天然物です。養殖物の脂はどうにも苦手でして。
ぶりの旬は12月~2月。「寒ぶり」といわれるくらいですからね。
脂がのったぶりの刺身や照り焼きは本当に美味しいものです。(高いけど…。)
ただ、旬を外れてしまったぶりの脂乗りは今一つ。その分安くなるんですけどね。
とはいえ、脂乗りの悪いぶりを照り焼きにしても身は硬いしパサパサ。
そんな脂乗りが今一つなぶりでも、ある方法を使って照り焼きにすればふっくらしっとりと仕上がります。
そのある方法とは、【油漬け】にすること。簡単で誰でも出来ますよ。
一手間かけるだけで、旬を過ぎて脂が抜けたぶりが大変身ですから。
では早速ご紹介しましょう。
* 当ページのリンクには広告を含むものがあります。
タップできる【目次】
ぶりに含まれる栄養素
前述の通り、旬とそれ以外の時期のぶりでは脂肪率が異なります。
旬のぶりの脂肪率は約25%。一方で、それ以外の時期では約18%。
ただ、七訂日本食品標準成分表に掲載されているのは天然と養殖の区別だけでした。
そこで、天然物の栄養価を抜粋、記載しておきます。
なお、下の表はスライドします。内容が切れてしまう場合はスライドさせたうえでご確認ください。
エネルギーと栄養素 | エネルギー | 脂質 | タンパク質 | ビタミンB1 | ビタミンE | 鉄分 |
---|---|---|---|---|---|---|
含まれる量 | 304kcal | 20.4g | 26.2g | 0.24mg | 2.1㎎ | 2.3mg |
ぶりの照り焼きで使うキッチン用品
ぶりの栄養素については十分にご理解いただきました。
早速調理の準備をしましょう。今回使うキッチン用品は以下の通り。
- まな板
- 包丁
- フォーク
- 計量スプーン
- フライパン(26cm)
- キッチンペーパー
- タッパー
使用する食材と調味料
使用する食材はぶりと生姜です。
生姜の量はお好みで。
調味料はこちら。これらに加えて料理酒も利用します。
- 料理酒 大さじ2
- みりん 大さじ2
- めんつゆ(3倍濃縮タイプ) 大さじ1
- 醤油 大さじ1
- こめ油(又はサラダ油) 大さじ1
今回の調理の肝は、「こめ油(又はサラダ油)」です。
ぶりの照り焼きを作る
脂がのっていない時期のぶりを美味しい照り焼きにするコツは以下の3点です。
- 調理前のぶりに塩をして臭みを抜く。
- 臭みを抜いたぶりを油漬けにする。
- 落し蓋を使う。
この3つを行うだけで、脂が無くて焼いたら硬くなるぶりもふっくらしっとりと仕上がります。
ぶりの照り焼きを作る手順
さて、調理の手順は以下の通りです。
- ぶりに塩をし、10~15分放置。
- ぶりから出た水分はキッチンペーパーでしっかりと拭き取る。
- ぶりにフォークで穴を開ける。
- こめ油(又はサラダ油)を塗り込んで馴染ませる。
- 生姜の皮をむき、スライス。
- 10分程度油を馴染ませてからフライパンに投入。
- 中火で2分程度焼く。適度な焼き色が付いたらひっくり返す。
- ぶりから出た脂は拭き取り、調味料と生姜をフライパンに投入。
- 火は中火のまま、調味料が沸騰したら落し蓋をする。
- 落し蓋をして約2分間、その後落し蓋を取ってさらに約2分間焼く。
- 粗熱を取ったら、タッパーに入れて冷蔵庫で保存する。
ぶりの照り焼きを作る時の下準備~タッパーの除菌~
今回も、出来上がったらタッパーに入れて「作り置き」です。
冷蔵庫に保存する目安は、3~4日間程度。
下準備としてタッパーの除菌は念入りにしておきましょう。
毎度のことながら、食中毒対策には十分に留意します。
写真のアルコールスプレー(ドーバー パストリーゼ)は、直接食品に噴霧もOKな優れモノ。
非常に重宝しています。
焼く前の下準備をする
脂ののっていないぶりを美味しくするための下準備をします。
ぶりの両面に軽く塩をします。10~15分放置します。
1
ぶりの身から出てきた水分はしっかりと拭き取っておきましょう。
水分を拭き取ったらフォークで穴を開けておきます。(やりすぎ注意!)
穴を開けたぶりにこめ油(又はサラダ油)をかけて馴染ませておきます。
食材をフライパンに投入する
油を馴染ませたぶりをフライパンに投入。中火で約2分焼きます。
下の写真は片面を焼いてひっくり返した後のものです。(ひっくり返した面も約2分焼きましょう。)
ちょっと焼き色が足りませんね。焦って短い時間でひっくり返してしまいました。
ここでぶりから出た脂を拭き取っておきます。臭みを少なくするコツですね。
落し蓋をして更に焼く
脂を拭き取ったら調味料と生姜を投入します。火は中火に。
沸騰したらキッチンペーパーで落し蓋をします。この状態で約2分加熱。
蒸し焼きのような状態になり、身がふっくらと仕上がります。
イメージとしては、「蒸し焼き」でしょうか。
キッチンペーパーを取り除き、調味料を絡めながら更に2分程度焼きましょう。
なお、調味料は焦げやすいので、絶対にフライパンから目を離さないでくださいね。
まとめ
旬以外で脂乗りがイマイチでも美味しく食べるには、
- 調理前のぶりに塩をして臭みを抜く。
- 臭みを抜いたぶりを油漬けにする。
- 落し蓋を使う。
といった手間が必要です。(まぁ、手間というほどのものでもありませんけど。)
「へぇ、ちょっと作ってみるか」と思ったあなたにもう一度手順をご紹介しておきます。
- ぶりに塩をし、10~15分放置。
- ぶりから出た水分はキッチンペーパーでしっかりと拭き取る。
- ぶりにフォークで穴を開ける。
- こめ油(又はサラダ油)を塗り込んで馴染ませる。
- 生姜の皮をむき、スライス。
- 10分程度油を馴染ませてからフライパンに投入。
- 中火で2分程度焼く。適度な焼き色が付いたらひっくり返す。
- ぶりから出た脂は拭き取り、調味料と生姜をフライパンに投入。
- 火は中火のまま、調味料が沸騰したら落し蓋をする。
- 落し蓋をして約2分間、その後落し蓋を取ってさらに約2分間焼く。
- 粗熱を取ったら、タッパーに入れて冷蔵庫で保存する。
最後に
美味しいものが出来ても、直ぐに傷んでしまっては食材も作る時間も無駄にするだけ。
そして万一傷んだことに気付かずに口にしてしまったら…。
そんなことにならないように、食中毒対策はしっかりとしましょう。
脂の無いぶりをふっくら仕上げるためには落し蓋が欠かせません。
とはいえ、フライパンにぴったりの大きさの落し蓋はなかなかなくて…。
そこで利用するのが【キッチンペーパー】です。
ぶりから出る脂を拭き取ったり、アクを取ったり。とっても便利ですよ。
なお、落し蓋として使う時は穴を幾つか開けてくださいね。
使い勝手が良く、丈夫で長持ちするフライパンは、中年単身赴任者の自炊に必須の品です。
この記事があなたの健康維持・増進にお役に立てば幸いです。
おすすめの関連記事
スポンサーリンク